設立趣旨

統合医療に関する科学的、学術的な視点からの調査研究、療法の提案や提供を行うことにより、より多くの方が安全に安心して、そして自らが納得してさまざまな医療を享受し、有効なセルフケアが行えるようになることにより、健康でこころ豊かな人生を送ることをサポートすることを目指します。

理念

• おひとりおひとりの状況や心身の状態に応じて、統合医療的な視点から療法やライフスタイルをご提案いたします。
• 健康に関して気軽に相談できる場をつくります。
• 治療とともに、予防や健康増進にも力をいれた医療を行います。
• 自然の一部としての人の在り方についてご一緒に考え、実践につなげていきます。
• 科学的、学術的な視点から統合医療の発展に貢献できるよう調査研究を行っていきます。

統合医療とは?

• 西洋医学だけではなく、東洋医学、自然療法、食事療法、運動療法、カウンセリング、マインドフルネス、リラクゼーション、アロマセラピー、ホメオパシー、芸術療法などのさまざまな代替医療を用いて、「病気を治す」ことだけではなく、「状態を整える」ことも重視して行われる医療のことです。
• 統合医療では、ボディ(体)、マインド(心)、スピリット(気)のバランスを整え、病気の治療や予防をし、その人にとってのより健康な状態に向かうことが主な目的となります。

所長プロフィール

木村 理砂
医師、医学博士、労働衛生コンサルタント

内科、精神科、東洋医学研修を経て、外来診療を行うとともに数社の産業医を担当している。企業における産業精神保健を専門とする。統合医療実践の一環として、自然療法を取り入れた保養・研修プログラムの効果検証や、森林セラピーとマインドフルネスを母体としたプログラム監修・実施等行っている。

Momo統合医療研究所 名前の由来

Momo統合医療研究所のMomoは、ドイツの童話作家のミヒャエル・エンデが書いた「モモ」という童話に由来しています。お話の中で、モモという小さな女の子は町の人の話を聴き、たくさんの人がそれによって救われます。また、時間どろぼうから時間を取り戻すことの大切さを教えてくれます。

森林セラピーの発祥地である長野県信濃町には「失われた時間を取り戻す町」というキャッチフレーズがあります。Momo統合医療研究所も、モモに倣って、この現代社会において大切なものは何かを見失わないでいたいと思います。